白茶とは~9つの効果・効能と味、作り方やおすすめの飲み方まとめ

日本だけでなく世界には様々なお茶の種類があります。

日本では知名度が低いのですが、中国の『白茶』をご存知ですか?

実は、アサヒ飲料や大塚ベバレジなどがペットボトル飲料にして日本でも販売されていますよ。

白茶だけでなく、青茶や赤茶、黄茶なども存在しており、魅力的でとても美味しいお茶です。

白茶は、「はくちゃ」や「しろちゃ」「パイチャ」などと言われており、呼び名は様々です。

どのような見た目で、どのような味がするのでしょう?

白茶という名前の所以(ゆえん)や歴史なども深く知ってみたいものです。

「白茶ってどんなお茶なの?」

「白茶って、おいしいの?それともまずいの?」

「白茶を飲んでみたいけど、手軽に飲む方法はある?」

など、中国の白茶について興味や疑問が出てくるのではないでしょうか?

今回は、未知の世界の白茶について詳しくご紹介していきます。

これから中国に旅行やお仕事で行く予定のある人、中国のお茶に興味のある人、いつもと違ったお茶を楽しんでみたい人などの参考になれば嬉しいです。

白茶とは

白茶は主に中国の福建省(ふっけんしょう)というところで生産されているお茶です。

中国茶は製造方法によって六大分類に分けられており、そのうちのひとつが白茶です。

お茶という名前ですが、緑茶と全く加工方法が違い、とても長い時間をかけて作られています。

名前の由来は?

『白茶』という名前の由来ですが、お茶が白いということではなく、

茶葉の芽の部分に白い産毛がたくさん生えていることからきています。

白い産毛が生えている茶葉は白毫(パイハオ)と呼ばれていますが、白茶以外に他のお茶にも使われています。

白茶の茶葉の製造過程では、蒸したり炒めたり揉んだりする加工工程がないので、乾燥させた後に、

産毛がそのまま残っており、茶葉自体が白っぽく見えます。

また、他のお茶に比べるとお茶の色も白っぽい色です。

製造方法や加工方法は?

製造方法は、茶葉を積んだ後に、放置して水分を飛ばししおれさせ発酵を進めます。

発酵させるのは茶葉がもっている酸化酵素による発行で、人の手を加えません。

そのため、発酵には長い時間がかかります。

その後火を通して乾燥させて出来上がりです。

とても簡素な製造・加工方法で、緑茶や他のお茶のように茶葉をもむ工程(揉捻じゅうねん)がありません。

白茶のみ、揉捻の工程が省かれており、他のお茶よりも簡単に作ることができます。

しかし、その分、ほとんどの白茶は「ムレ臭」と言って蒸れた臭いがします。

職人さんの手により最高級に仕上げられたものだけ、臭いがなく、きれいなヒスイ色をしているのです。

色を均一にするのも難しく、灰色や褐色化した白茶も販売されています。

簡単な製造過程ですが、蒸らし方や火の通し方により仕上がりが微妙に違ってくるので、

職人技が必要なお茶なのです。

白茶の歴史

白茶は、プーアル茶や緑茶よりも前から生産されていた記録があり、2,000年前以上からありました。

昔は中国のお茶農家にとっては欠かせないお茶でした。

白茶の茶葉を栽培している農家は、茶葉は収穫するものの、

製造する機械がなかったので、飲みたくても飲むことができませんでした。

そこで、機械がなくても人の手で作ることができる白茶が飲まれるようになったのです。

白茶の種類

茶葉の種類には主に3つあります。

「白毫銀針(はくごうぎんしん)」「白牡丹(はくぼたん)」「寿眉(じゅび)」です。

最も有名な白茶は「白毫銀針(はくごうぎんしん)」で1880年代から作られるようになったものです。

海外からも人気で、味に奥行きがあり飲みごたえがあるので、稀少になりつつあるようです。

白茶の味~おいしい?まずい?

白茶の名前の所以や製造方法を知ったうえで、気になってくるのは白茶の味です。

茶葉から作られるので、緑茶のような味わいなのでしょうか?

味を言葉で表すと、上品で花のような香りがし、甘さを感じるお茶です。

製造過程が雑になってしまうと、ここに渋みや臭みが混じってしまうものもあります。

あっさりとしている透明感をもちつつも、わずかに緑茶のような渋みやコクも感じられます。

日本人は緑茶に親しんでいるので、親しみやすい味と言えるでしょう。

さまざまな飲んだ感想を見てみると、渋みがつよい、フルーティーなど意見が分かれています。

茶葉や製造会社によって味が異なるのも白茶の特徴なので、何種類か比べ飲みをしても楽しそうですね。

白茶の9つの効果と効能~ダイエットや便秘改善効果はどう?

白茶を飲むと綺麗になると言われています。

その理由や白茶に秘められた他の効能などをご紹介します。

リラックス効果がある

白茶には「テアニン」というアミノ酸の成分が含まれています。

テアニンはお茶の旨味を引き出す役割があり、緊張を和らげ興奮を沈めてくれる働きがあります。

そのため、白茶を飲むとリラックスでき、さらに自然な眠気を誘ってくれます。

夜寝る前に、緊張を感じているのであれば飲んでみてくださいね。

夏バテに効く

白茶は夏バテに効くことでも有名です。

夏の暑い日には熱いお茶なんて飲みたくないと思う人も多いですね。

エアコンが効いた涼しい部屋で長時間過ごしていると身体の血行が悪くなり、

さらに厚さで脱水気味になり血液から水分が減り血行が悪くなってしまいます。

そこで、血行をよくし水分を補給できるというお茶として白茶がよいのです。

自然栽培の場合には、お茶に含まれるポリフェノールやミネラルの量が豊富で、健康的と言われています。

他にも、夏バテに効くというお茶の種類があるのですが、

さらっと飲みやすいという点からも白茶がおすすめです。

日本ではあまり飲まれていませんが、中国以外でも香港などで夏場飲まれています。

二日酔いに効果アリ

白茶は、二日酔いや宿宵にも良いと言われています。

はっきりとした根拠はわかっていませんが、爽やかな口当たりや余韻、身に染みわたるすっきりした感覚から、

酔い覚めにもよいと考えられています。

たくさん飲みすぎた後に、さっぱりしたいときにも飲んでみるとよいですね。

ポリフェノールによるアンチエイジング効果

白茶にはポリフェノールも豊富に含まれており、強い抗酸化作用が期待できます。

ポリフェノールといっても、自然界には5,000種類以上存在しており、そのひとつカテキンが含まれています。

カテキンはお茶に含まれており、苦み成分でもあります。

カテキンには抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗がん作用など様々な作用があります。

抗酸化作用とは、肌のシミや髪の毛つややかさなど酸化で起こる作用をストップする働きです。

そのため、シミやしわの予防に繋がり、アンチエイジング効果が期待できます。

眠気覚ましの効果がある

白茶にはカフェインが含まれており、中枢神経を興奮させ覚醒してくれます。

珈琲や緑茶に比べると少ない量が含まれています。

夜の勉強で眠気がさしたとき、仕事に集中したいときなどに飲む人と少しすっきりと目が覚めます。

眠くなる原因の一つであるアデノシンという成分があるのですが、

カフェインはアデノシンの働きを阻害する力があります。

また、カフェインは身体に吸収されるのが早いので1時間かからない時間で効果を発揮します。

そのため、食事後に飲むのもよいですし、眠くなった時に飲んでも効果が期待できます。

便秘の予防・解消

緑茶や白茶に含まれているカフェインは、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促進する働きがあります。

人間は胃に物がはいると大腸の蠕動運動が働き、便が肛門に送られます。

蠕動運動が弱い人はコロコロの硬いうんち、逆に蠕動運動が過剰になってしまうとやわらかうんちとなります。

便秘の場合には前者になるので、蠕動運動を促すことで便の排出を助けることになるのです。

さらに、白茶に含まれているカテキンには善玉菌を増やす働きがあります。

善玉菌が増えることで腸内環境が整い、便秘になりにくい体つくりをすることができます。

脂肪燃焼を促進する

白茶に含まれているカフェインには、脂肪の燃焼を促進する効果があります。

カフェインは脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の働きを促し、脂肪を燃焼しやすくします。

また、脂肪の吸収を抑える働きもあるので、ダイエットにおすすめです。

虫歯予防・口臭予防

虫歯は、ミュータンス菌が歯にくっつき、酸をつくりエナメル質を溶かすことでできます。

食後などに白茶を飲むことで、カテキンがミュータンス菌の増殖を抑えることができます。

虫歯の予防、そして虫歯や菌から発生する口臭の予防に繋がるのです。

抗ウイルス作用

またカテキンは、ミュータンス菌だけでなく、細菌やウイルスの増殖を防ぎます。

インフルエンザウイルスやノロウイルスなどが体内に入ってしまうと、他の細胞にくっつこうとします。

カテキンを摂取していることで、ウイルスが細胞をくっつきにくい状態をつくることができます。

そうすると、細胞同士がくっつかずに増殖せず、結果風邪やインフルエンザなどの予防に繋がります。

白茶のカフェインはどれくらい?妊娠中の妊婦は飲んでも大丈夫?

白茶にはカフェインが少なからず入っています。

珈琲だと、100mlあたり60㎎ほどのカフェインが含まれています。

白茶には、低カフェインで100mlあたり5㎎~10㎎程度で、茶葉によってはもう少し少ない場合もあります。

妊娠中は1日当たり100㎎以内であれば、胎児にも問題ないと言われているので、

1日56杯(1200mlで算出)程度飲んでも問題はないという計算になります。

白茶を飲むときには、そこまでカフェインの量に気を付ける必要はないのですね。

白茶のいれ方、作り方とおすすめの飲み方

白茶の飲み方や入れ方は、とくに決まった飲み方はないようです。

どれだけ質のよい茶葉を選ぶかによって、その美味しさは変わるようです。

1番茶であれば、茶葉に熱湯をいれ、30秒ほど蒸して美味しくいただけます。

茶葉が動き、産毛がキラキラして見えることもあるので、目で楽しむのもポイントです。

茶葉があって飲みにくいという場合には、茶こしをつかって茶葉を取り除いてもよいでしょう。

2番茶や3番茶であれば、沸騰水だと苦みや渋みが出やすいので、水出しがおすすめです。

水出しの方法は、茶葉5gを水1リットルにいれて、冷蔵庫に数時間入れておきます。

白茶は癖も少ないので、他のローズティーやハーブティーなどとブレンドして美味しくいただけます。

白茶は楽天やamazonで買える?おすすめ〇選

白茶はわざわざ中国に足を運ばなくてもネット通販や専門店で購入できます。

市販のおすすめの白茶をご紹介します。

クリッパーオーガニック白茶

渋みが少なく、甘さを感じる飲みやすい白茶です。

茶葉は、中国の福建省の有機茶園で作られており、本格的な味を楽しむことができます。

ウーロン茶とジャスミン茶の中間位の味で、ティーパックタイプとなっています。

クリッパーは他にもホワイトティーwithオレンジという商品を出しており、

白茶に有機オレンジピールを加えたお茶があり人気です。

詳しくはこちらからどうぞ。

アサヒ飲料 白茶(パイチャ)

2005年の1月に全国で販売されたアサヒ飲料の白茶です。

中国の白茶と緑茶のブレンドで、日本人が飲みやすい味です。

花のような華やかな香りも特徴的。アサヒは十六茶や食事の脂にこの1本。など様々な商品が開発され、

現在、白茶は販売されていないようです。

そのため、スーパーでも見かけないのですね。また再販されるときには、ぜひ味わってみてください。

白毫銀針(はくごうぎんしん)

楽天で評価の高い白茶です。

新芽のみを贅沢に使っており、茶葉30g1200円送料込みとなっておりコスパが良いのも人気です。

ほのかに甘く、後味はさっぱりとして、スッキリと飲める味でとても飲みやすいです。

市販の白茶の中でも、このお茶が好きという人も多く、渋みが苦手な人でも飲んでいます。

詳しくはこちらからどうぞ。

まとめ


中国の福建省発祥である白茶は、日本人でも飲みやすく見た目も楽しめるお茶のひとつです。

名前の由来はお茶が白いところからきていないというのも面白いですよね。

白茶には、抗酸化作用や血行促進、便秘予防などの体によい効能がたくさんあるので、

美容や健康に気を遣って飲んでいるという方も多くいらっしゃいます。

甘くてすっきりできる白茶、飲んでみてくださいね。

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