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三道茶とは~7つの効果・効能と味、作り方やおすすめの飲み方まとめ

日本や世界には様々な種類のお茶があり、まだ聞いたことのないお茶もたくさんあります。

日本の昔ながらのお茶は作法があり、客人をもてなすときなどにも飲まれていますね。

中国にも様々な地域でそれぞれに客人をもてなすためのお茶があります。

中国の代理という土地で、かつて仏教の盛んな都市として栄えた佛都がある場所のお茶について、

今回はご紹介していきます。

日本ではあまり見ないそして耳にする機会もないのですが、

『三道茶』(さんどうちゃ)というお茶をご存知ですか?

現地へ旅行して飲んだことのあるという人は、日本でも数少ないようです。

そんな三道茶ですが、旅先ではイベントやショーなどで飲む機会などもあり、

中国の歴史や文化を感じることができます。

「三道茶って何?どのような意味がこめられているの?」

「三道茶は身体にいいの?」

「三道茶って日本でも飲むことができる?」

など、聞き馴染みのない三道茶について疑問がたくさん出てくると思います。

世界のお茶に興味がある人や中国への旅行を予定している人、中国の文化や歴史を感じたい人、

いつもと違ったお茶を飲んでみたい人など、三道茶に興味のある人の参考になれば嬉しいです。

三道茶とは

三道茶は、中国の雲南省大理という地域に暮らしている少数民族の「白族(しろぞく)」が、

とても昔からお祝いやお客様のおもてなしの際に飲んでいるお茶です。

白族はぺー族とも呼ばれています。

「三道」という名前から連想できるのですが、三種類のお茶を入れて楽しみます。

中国語では、『一苦二甜三回味』と表現されているのですが、どんなお茶が出てくるのでしょう?

ひとつは苦み、二つ目は甘み、三つめは後味(中国語で回味)を楽しむという意味があります。

なぜ、3種類のお茶を一緒に楽しむのかというと、人生における3つの境地を表現しているのだそうです。

深く考えてしまいそうな意味をもっていますが、人生にはどれだけの複雑な味わい(道)があるのか、

雨風が強く吹く辛い時(苦い味)もあり、晴れる日(甘い味)もあるという意味があります。

さて、3種類のお茶にはそれぞれに入っている材料が違い、特に甘いお茶と後味を楽しむお茶には、

たくさんの種類の材料が入っています。

1つ目の苦いお茶には、少し炒った茶葉に熱湯を注いでいれる苦みのあるお茶です。

2つ目の甘いお茶には、炒った茶葉のお茶に、紅糖、チーズ、桂皮を少しいれて煮込んだお茶です。

他にもバターやくるみ、さとうきび、黒砂糖などが含まれていることもあり、

食材をスプーンで食べることもできます。舌触りや食感も合わせて楽しみます。

3つ目の後味を楽しむお茶には、炒った茶葉にはちみつ、花椒(かしょう)、くるみ、シナモン、などが入り、

甘味、酸味、身が見、辛みが混ざり、何とも言えない後味を楽しむことができます。

この3種類のお茶が出てくるのですが、1杯目から順に飲むことが多いようです。

また、三道茶を入れる際には、白族の人たちは民族衣装を着てお茶をいれてくれます。

旅先でのイベントなので、わざわざ着ているという可能性もありますが、赤と白の洋服、

そして飾りのついた帽子をかぶって注いでくれます。

味だけでなく、衣装なども含めて中国の白族たちの文化や歴史を感じることができるのです。

三道茶の味~おいしい?まずい?

さて、次に気になるのは三道茶の味ですね。

材料を見てみると、1杯目は苦めのお茶の味となんとなく想像はつきますが、

2杯目と3杯目はどんな味なのか全くと言っていいほど想像がつかないのではないでしょうか?

実際に、大理にいって飲んでみたという人たちの意見を参考にそれぞれの味についてご紹介します。

1杯目:苦いお茶

・さっぱりしていてい意外と美味しい。

・太田胃散を思い出させるような味。

・渋くて苦い。

緑茶に慣れている日本人の口には意外と合うのかもしれませんね。

2杯目:甘いお茶

・甘くて芳醇で、独特の味わいがある。

・水あめのような味だけど、奥が深い味がする。

・はっきりとした甘みがあり、人生の幸福や喜びを感じる。

1杯目のお茶を飲みほして注ぎたす方法もあるようで、とても甘い味です。

3杯目:後味を楽しむお茶

・甘くもあり、苦くもあり、辛くもありとても複雑な味。

・とにかく後に残る余韻がすごい。

・シナモンが効いていてシナモンティーが好きな人は好きな味。

・甘みと苦みが絶妙で、後味は少し辛くて渋い味になる。

と、やはり後味が強く残り、その余韻を楽しむことができるようです。

この3種類のお茶でもてなされる三道茶、ちょっと飲んでみたいなとだんだんと気になってきますね。

三道茶の7つの効果と効能~ダイエットや便秘改善効果はどう?

三道茶には1杯目から3杯目まで様々な食材を入れており、それぞれに身体によい効果があります。

脂肪燃焼を助ける効果がある

1杯目と2杯目、そして3杯目にも茶葉が入っています。

茶葉にはカフェインも含まれており、カフェインは脂肪の燃焼を促進する力があるのです。

カフェインは脂肪を分解する酵素であるリパーゼの働きをよくするので、脂肪燃焼効果が期待できます。

さらに、カフェインには脂肪の吸収を抑える働きもあります。

ダイエット中にもおすすめな飲み物なので、中国で甘いものや脂質の高いもの、食べ過ぎたときなどに、

一緒に三道茶を飲むと効果があります。

眠気がすっきりする

カフェインは、人の脳の中枢神経を興奮させて、覚醒する働きがあります。

眠気を感じているときや物事に集中したいときに飲むと、眠気がすっきりとします。

眠くなる原因の一つに「アデノシン」という成分があります。

カフェインは眠くなる成分アデノシンの働きを阻害する力があります。

また、カフェインは身体に吸収されるのが早いので1時間かからない時間で効果を発揮します。

そのため、食事後に飲むのもよいですし、眠くなった時に飲んでも効果が期待できます。

片頭痛によい

カフェインは片頭痛にも効くことが立証されています。

日本人の若い世代にも多い片頭痛、その原因はいまだに解明されていません。

カフェインは、血管を収縮させる働きがあります。

片頭痛は血管が拡張して起こる痛みなので、拡張を防ぎ痛みを和らげてくれるのです。

便秘の予防や解消に繋がる

カフェインは、脂肪燃焼や眠気覚まし、片頭痛の緩和などの良い作用があるのですが、便秘にも効果的です。

カフェインは、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発化させる働きがあります。

腸の蠕動運動は便を肛門に送る働きです。

蠕動運動が弱いと、コロコロとした硬いうんちとなり、

蠕動運動が激しすぎるとやわらかい下痢のようなうんちになります。

そのため、蠕動運動の弱い便秘気味の人には、カフェインが含まれたお茶を飲むとよいでしょう。

また、茶葉にはカテキンも含まれており、善玉菌を増やす働きもあります。

善玉菌が増えることで、悪玉菌が自然と減り、腸内環境をよくしてくれるのです。

血行が良くなる

冷えは女性や妊婦さんの大敵です。

身体が冷えると血流が悪くなり、むくみや肌色などのトラブルが増えてしまいます。

3杯目のお茶に入っているシナモンは、血流をよくする働きがあります。

血液をサラサラにし、さらに血管を拡張させる働きがあるので、冷え性の人におすすめできる食材です。

抗酸化作用でアンチエイジング効果

シナモンには抗酸化作用があります。

酸化とはさびることとも言われるように、肌のシミや髪の毛のつや、たるみなどが起こります。

抗酸化作用は、この酸化をとめる働きがあるので、シミやしわを予防することができます。

他にも、様々なアンチエイジング効果が期待できる素晴らしい食材です。

またくるみには亜鉛が含まれており、肌の代謝をよくしてくれる働きがあります。

元気な肌を作ってくれる美肌効果があるのです。

また亜鉛は妊娠中や妊活中の人にも欠かせない大切な栄養素です。

シナモンとくるみでダブルのアンチエイジング効果が期待できますね。

動脈硬化を防ぐ

はちみつには、高血圧の抑制と悪玉コレステロールの除去する働きがあります。

そのため、生活習慣病でもある動脈硬化を防ぐことができます。

はちみつには、ほかにも安眠効果や二日酔いの防止、善玉菌を増やす働きなども期待できます。

三道茶のカフェインはどれくらい?妊娠中の妊婦は飲んでも大丈夫?

三道茶のカフェインの量には、決まった量の表示は現在のところありません。

茶葉の量、お茶の入れ方などにより、それぞれにカフェインの量が違ってくるからです。

1杯目、2杯目、3杯目にも茶葉は含まれているので、すべてのお茶にカフェインは含まれています。

日本のお茶を目安にすると、1150mlあたり30㎎ほどです。

妊娠中の人は、カフェインの目安摂取量として、1200㎎以下であれば問題ないと言われています。

そのため、三道茶で1杯目~3杯目まで飲んだとしてもカフェインが100㎎以下程度なので、

3杯目まで飲んでも問題はないという計算になります。

血行を良くする作用や、便秘予防の効果など、妊娠中にもよく起こるトラブルを解決してくれるので、

妊婦さんでも飲んでもらいたいお茶ですね。

三道茶のいれ方、作り方とおすすめの飲み方

三道茶の入れ方は口外されておらず、はっきりとした作り方が分かっていません。

材料は分かるので、それに合わせて入れてみると、味わうことができるでしょう。

しかし、材料を手に入れるのも難しいので、やはり現地に赴きおもてなしを受けるのが一番です。

日本でもできる作り方の例としてご紹介しますね。

1杯目は炒った茶葉に熱湯をかけて飲みます。

2杯目は、空になった1杯目の茶碗に、はちみつとバター、くだいた胡桃、黒砂糖をいれ、

お茶を注ぎ混ぜながら飲みます。

3杯目には、シナモンとはちみつ、あれば花淑をいれて、お茶を注ぎ混ぜながら飲みます。

実際に飲んでみると、意外と美味しく、身も心も満腹になりますよ。

三道茶は楽天やamazonで買える?

残念ながら、三道茶は楽天やAmazonなどネットでの販売はありません。

他の世界のお茶の市販もあるのですが、三道茶はありませんでした。

自宅で揃えられる材料で作って味わってみるか、中国の雲南省に行く機会があるときにしか、

親しむことのできない特別なお茶なのですね。

まとめ

人生を意味する中国の三道茶は、深い意味と深い味わいをもっています。

3杯に分けて飲む作法も、また日本と違って独特の習慣ですね。

甘みや苦み、辛みなどを感じることのできるお茶、もし機会があれば飲んでみてください。