麦茶とは~9つの効果・効能と味、作り方やおすすめの飲み方まとめ

夏場だけでなく、オールシーズンほとんどの家庭でも飲まれている「麦茶」。

小さな子どもから高齢者まで、たくさんのひとに愛されており、身近な飲み物です。

近年、日本は健康ブームとなり健康器具や体操・健康茶などが流行しています。

タピオカ茶やルイボスティー、トクホのダイエット茶など、販売されているお茶種類も多くなってきました。

新しい風を巻き起こしているブームのお茶も、もちろんよいのですが、とても身近になる麦茶の素晴らしさについてもう一度知ってみたくはありませんか?

「そもそも麦茶って、どうやって作られているの?」

「麦茶は体に良い?効果や効能があれば知りたい!」

「麦茶の美味しい飲み方が知りたい!」

など、麦茶について知っているようで知らないことが実はたくさんあります。

今回は、いつもわたしたちのそばで支えてくれている麦茶について詳しくご紹介していきます。

夏場の暑い時期には氷をいれてカランコロンと涼しげな音とともに味わえる麦茶、冬はホットでナイトティーなどとして飲むことができる麦茶など、好きな飲み方もひとそれぞれ。

せっかく飲むのだから、身体によい効果や効能についても知ってみたくはありませんか?

それだけでもちょっと得した気分で飲むことができるかもしれません。

麦茶が好きなかた、いつも飲んでいる人、健康に気を付けている人、妊娠中や授乳中の方、赤ちゃんや幼児の水分補給として麦茶を作っているご家庭、スポーツで水筒にいれて持ち運んでいる人など、さまざまな人の参考になれば嬉しいです♪

麦茶とは

いまさらですが、「麦茶とは何ぞや⁉」ということで麦茶の始まりや作り方についてご紹介していきます。

こうやって麦茶は作られている

まずは、どうやって麦茶が作られているのか改めて学んでおきましょう。

麦茶は、原料である大麦を焙煎し、冷却してから粉砕して、ティーバッグなどに包装されて、わたしたちのもとに届いています。

焙煎は1回ではなく23回行われることもあり、さらに大麦の精選も丁寧に行われています。

麦茶の原料となっているのは、小粒大麦・大粒大麦・はだか麦などです。

麦茶特有の香ばしい香りは、大麦に含まれている植物性油成分を焙煎することにより発散させた後、たんぱく質や糖質、でんぷん質などを加熱した際に出てきます。

とても安い値段で販売されている麦茶ですが、製造方法はとても複雑で丁寧な作業が必要なのです。

―参照 麦茶ができるまで|株式会社丸菱公式ホームページよりー

とても古い麦茶の歴史

麦茶の原料である大麦は、とても古い時代から栽培されています。

イランやイラク、インダス川流域などの古代文明発祥の地で栽培されており、なんと13千年程前から存在していました。

その後、日本には縄文期の末期である2500年前に栽培植物として伝わったと言われています。

昔は、人の食料として炒って水に浸けたものを食べ、入り麦のつけ水を飲む習慣がありました。

このことから、原始農耕が始まったころから「麦茶」は存在していたそうです。

記録されている書物で、一番古いものは平安初期の倭名類聚抄にこうかかれてあります。

「米麦を乾かし、これを炒って粉にし、湯水に点じて服す。」

その後は豊臣秀吉が京都で大茶会をしたさいに登場しています。

平安時代以降の書物にも作り方やどのように庶民が飲んでいたのかなど記されたものが多く残っています。

また江戸時代の夏の夜に夜店で「麦茶」を楽しむ習慣があったようです。

当時は庶民の飲み物として「麦湯」として飲まれていました。

縁日などの際には、帰りに境内にある水茶屋で麦茶などのお茶を楽しんでいたそうです。

今と変わらず値段も手ごろで、たくさんの人が親しんでいたのですね。

―参照 江戸時代の夏の夜の楽しみは、夜店で「麦茶」!|おいしい大麦研究所公式サイトよりー

麦茶に含まれている有効成分

麦茶には下記のようなからだによい成分が多く含まれています。

  • アルキルピラジン
  • カテコール(ポリフェノールのひとつ)
  • ゲンチシン酸(ポリフェノールのひとつ)
  • ナトリウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン
  • β―グルカン(水溶性食物繊維)
  • GABA

などがあります。それぞれ、身体によい効果をもたらすので、後ほど詳しくみていきましょう。

麦茶の味~おいしい?まずい?

麦茶を飲んだことがないという人は日本でもとても少なく、とても身近な飲料です。

どんな味がするのか、想像がつきますね。

香ばしいかおりに、香ばしくすっきりとした味わいで、そのままでもごくごく飲めちゃいます。

しかし、麦茶は麦の種類や焙煎の仕方、メーカーによって味が異なります。

例えば、よく家庭で飲まれている伊藤園の麦茶は、ローストがしっかりめなので、香ばしさが強く、長く煮だすと少し苦みを感じることがあります。

六条大麦はたんぱく質が多めでよい香りがしますが、二条大麦はたんぱく質が少なめで甘みを感じます。

フジミネラル麦茶は甘みが強めです。

このようにメーカーや使われている麦で味が異なるのです。

また、麦茶をまずいと感じる人は少ないのですが、ネットなどの口コミやツイートを見ていると、ちらほらいらっしゃいます。

独特な麦の味わいや、飲んだ後に口に残る麦の味がビールみたいで苦手という意見がありました。

ほとんどの方は普通に飲んでいますし、大好きな人もたくさんいます。

スポーツの後や来客時のおもてなしとして、また水筒にいれる飲み物の定番としても飲まれています。

麦茶の9つの効果と効能~ダイエットや便秘改善効果はどう?

麦茶はミネラルを豊富に含んでいるので、身体にもよい飲み物です。

どのような良い効果や効能があるのでしょうか?

詳しくご説明していきます♪

血液がサラサラになる

麦茶は血流改善に役立ちます。

麦茶に含まれているアルキルピラジンという香り成分があり、血液をサラサラにしてくれます。

麦茶とミネラルウォーターを飲んだ後のひとの血液の状態を調べる試験があり証明されています。

試験では、ミネラルウォーターを飲んだひとは、飲む前後で血流に変化はありませんでした。

しかし、麦茶を飲んだひとは血液の流れがよくなり、60分後までサラサラの状態でした。

特に汗をたくさんかく夏やスポーツ時、お風呂の後などは体内の水分が外に出て減ってしまうので、血液がドロドロになってしまいがちです。

血液がドロドロになると、血栓ができやすくなり脳梗塞の発症の原因となります。

普段からだけでなく、汗をよくかくときにはごくごく水分補給してくださいね。

―参照 からだにいいこといっぱい、麦茶のススメ|おいしい大麦研究所公式サイトよりー

生活習慣病を予防できる

麦茶にはカテコール・ゲンチシン酸というポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールは世界中に1000種類以上も存在しており、そのひとつです。

お茶にはカテキンというポリフェノール、ブルーベリーにはアントシアニン、紅茶にはフラボノイドなど、それぞれの飲み物や食べ物などに含まれています。

ポリフェノールには強い抗酸化作用が期待できます。

抗酸化作用は、活性酸素を抑制する働きをもっています。

活性酸素は、強く働きすぎると体内の細胞を傷つけてしまうことがあり、がんや脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こす原因となることがあるのです。

ポリフェノールは、この活性酸素を抑制してくれるため、生活習慣病の予防につながります。

便秘改善・腸がすっきり!

麦茶に使われている大麦には、β―グルカンという水溶性食物繊維が含まれています。

その量、なんと白米の17倍で、腸内環境の改善や便秘改善に役立ちます。

現代は忙しい毎日をおくる人が多く、食物繊維が不足している状態です。

厚生労働省も、食物繊維摂取量の目安を発表し、進んで摂取するように促しています。

大麦には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれています。

不溶性食物繊維は水に溶けださないので、大麦を食べる必要がありますが、水溶性食物繊維は水に溶けだすので麦茶にも含まれています。

β―グルカンは水溶性食物繊維で、腸内細菌のえさとなり善玉菌を増やし腸の動きを活発にします。

ごぼうや玄米、さつまいもよりも多くの食物繊維を含んでいるので、すごい飲み物なのです。

ダイエット効果が期待できる

便秘が改善するので、体内に老廃物がたまりにくく、それだけでもすっきりとした体をつくることができます。

これだけではなく、β―グルカンは、食べたものをゼリー状に包む働きをもっています。

というのも、ひとは食事をした後、血糖値が上昇しインスリンが分泌されます。

インスリンは糖をエネルギーに変換する働きを持っているのですが、現代人の動く量では消費しきれず、余った糖は脂肪として蓄えられていきます。

肥満の防止には血糖値を急にあげないことが大切です。

ここでβ―グルカンの力が発揮されます。

食べたものをゼリー状に包むので、胃から腸へゆっくりと食べ物を運んでくれるのです。

そのため、消化吸収もゆっくり行うことができるので、急な血糖値の上昇を防ぐことができます。

麦茶を飲むことで、太らない体つくりが自然にできるってすごいことですよね!

また、ゆっくりと消化されていくので、満腹中枢も刺激されあまりお腹が空きません。

間食などが少なくて済むようになるので、ダイエット中のかたにおすすめの低カロリーの飲み物なのです。

メタボリックシンドロームの予防になる

麦茶は血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるので、糖尿病予防にもつながっていきます。

さらに、近年の人(特に中高年)に多いと言われている脂質異常症や動脈硬化の予防にもなります。

β―グルカンは、血中のコレステロールを減らす作用ももっています。

小腸でコレステロールや胆汁酸と結びつく作用があり、そのまま体外に持ち出してくれます。

善玉菌も増えますが、悪玉菌も減らす作用があり、腸内をすっきりと保ち、またメタボリックシンドロームを防ぐことにもなるのです。

イライラを解消する

あまり知られていませんが、麦茶にはy-アミノ酪酸と呼ばれるGABAが含まれています。

数年前に「GABA」というチョコレートが販売され、イライラしたときや落ち着かない時などに、さっと食べてリラックスできることでも有名になりました。

このGABAは中枢神経に届き、過剰に働いている神経伝達物質を抑える役割をもっています。

麦茶を飲んでほっとしたことはありませんか?

温めて飲むと心が癒されることもあるので、イライラしたときや生理前の症状があるときなど飲んでみてください。

高血圧予防&むくみ予防

麦茶にもいろいろなミネラルが含まれていますが、カリウムも多く含まれています。

カリウムはナトリウムと相互に連携する作用があり、細胞内の水分量・浸透圧を調節しています。

塩分(ナトリウム)が体内に多い状態だと、むくみやすくなったり高血圧になったりしてしまいます。

しかし、カリウムがナトリウムの排出を促してくれるので、自然と解消されていくのです。

妊娠中や肥満気味のかたなどむくみが気になるかたはカリウムの摂取に心がけてみましょう。

カリウムは、麦茶だけでなくきゅうりやアボカド、納豆、サトイモなどの野菜などにも多く含まれています。

アンチエイジング効果が期待できる

麦茶には、ポリフェノールやビタミンが含まれており、これらには強い抗酸化作用があります。

抗酸化作用は、シミやしわを防ぐ働きなどがあり、老化防止に効果的です。

肌が老化する原因は、肌のコラーゲンが糖と結びつき変形することでおこります。

ポリフェノールにより、上記の結びつきを防ぐことができるので、アンチエイジング効果が期待できます。

また、麦茶に含まれているビタミンB2には、肌の代謝を上げる働きがあります。

新しい細胞をつくりだすサポートをしてくれるので、美肌への道を進むことが可能です。

熱中症予防

熱中症対策のひとつとして「麦茶での水分補給」は定番ですね。

血液をさらさらにしてくれるので、血流をよくするという働きも熱中症対策には大切です。

また、汗をたくさんかくと塩分やミネラルが体外に出てしまいます。

塩分やミネラルが不足した状態が続くと、身体の調節機能がマヒしてしまい、身体に熱がこもってしまうのです。

そのため、熱中症になってしまいます。

そこで、汗をかいたときには、水分と塩分、ミネラルを摂取しましょう。

麦茶には水分とナトリウム、豊富なミネラルが含まれているので、夏バテや熱中症におすすめです!

麦茶のカフェインはどれくらい?妊娠中の妊婦は飲んでも大丈夫?

麦茶は赤ちゃんの水分補給にも推奨されており、妊娠中にもおすすめの飲み物です。

ここで気になるのは麦茶に含まれているカフェイン量。

「ノンカフェイン」とおおきく表示されているメーカーもありますが、そのほかはどうなのでしょう。

ちなみに、比較として麦茶以外の飲み物のカフェイン量は次の通りです。

  • 緑茶は20
  • ウーロン茶は20
  • コーヒーは90
  • コーラは50

麦茶は大麦で作られており、茶葉などは含まれていないので基本的にはノンカフェインです。

カフェインが含まれていないので、就寝前や小さなお子様にも安心して飲んでいただけます。

ノンカフェインなので、利尿作用もなく体内の水分量を調節しやすくなっています。

ただ、麦茶にはカリウムが多く含まれているので飲みすぎてしまうと身体を冷やしてしまうことがあります。

妊娠中の冷えは禁物なので、飲みすぎないようにしたり、温めて飲んでくださいね。

逆に麦茶には血流をよくする効果があるので、手足先の冷えが気になるときには、ホットでゆっくりと飲んでみましょう。

麦茶のいれ方、作り方とおすすめの飲み方

麦茶の入れ方として、ほとんどの場合には水出しが楽なので、ポットにミネラルウォーターをいれて、ティーバッグの麦茶を入れて冷蔵庫におく、という方法が一般的です。

この方法以外にも麦茶の入れ方がありますが、ちょっとしたことで少し美味しい麦茶を作ることができます。

熱湯を使って香りを出す入れ方

麦茶は熱湯で煮だした方が、香りが引き立ち、より美味しく感じられます。

ただ、なべややかんにいれて作るとなると時間がかかり、ちょっと手間だな…と感じますね。

そこで、この方法がおすすめです。

まず、熱湯OKの麦茶ポットに麦茶のティーバッグを入れます。

その後、熱湯をティーバッグが浸かる程度いれて少し蒸らします。

その後、水を追加し、色が十分にでたらティーバッグを取り除きましょう。

より香ばしさを出すために

麦茶の作り方をいろいろ調べてみると、隠し味を入れているご家庭がありました。

例えば、より香ばしくするためにインスタントコーヒーをひとつまみいれています。

他にも、砂糖を入れている、塩を入れているというご家庭もありました。

ちょっとした隠し味で、好みの麦茶を作ってみても楽しそうですね。

麦茶は楽天やamazonで買える?おすすめ4選

麦茶は、大きなスーパーだけでなく、コンビニや小さなお店でも販売されています。

ほとんどは水出しもできるティーバックタイプです。

ただ、毎日飲むご家庭は、ネット通販の定期便もラクでおすすめの方法です。

人気の麦茶についてご紹介します。

伊藤園 香り薫るむぎ茶ティーバック

よく見かける麦茶と言えばこれ‼伊藤園の香り薫るむぎ茶です。

鶴瓶さんがパッケージに可愛く載っていますね。

54袋入っていて200円しないというコスパの高さ!

苦みも少なく、どちらかというと甘さを少し感じる麦茶です。

赤ちゃんや幼児も美味しく飲めます。水出しもできますが、お湯出しのほうがよりおいしくいただけますよ。

詳しくはこちらからどうぞ。

はくばく 丸粒麦茶

国内産の六条大麦を100%使用している丸粒麦茶はAmazonでもランキング1位の麦茶です。

三角のティーバッグに焙煎された大麦がそのまま入っており、粉砕されていないので、自然な味をあじわうことができます。

パッケージはチャック式で保存にも便利!本格的な麦茶を飲みたいのであればこちらがおすすめです。

他の麦茶に比べると甘く、味の違いが分かるほど飲みやすいです。

詳しくはこちらからどうぞ。

石垣食品 フジミネラル麦茶 業務用

フジミネラル麦茶も定番ですよね。さらにネットでも業務用も販売されているのでお買い得です。

他の麦茶と、また違った味で品質が高いと評判です。

特に香りが高く、水出しでも香ばしい香りを強く感じることができます。

詳しくはこちらからどうぞ。

伊藤園 さらさら健康ミネラルむぎ茶

2019年にCMでみたのですが衝撃的な麦茶が登場。

麦茶と言えばティーバッグが当たり前でしたが、煮だす時間に1~2時間はかかります。

すぐに飲みたいときやなくなったときに困ることがありましたね。

しかし、伊藤園が考え出したのは、顆粒状の麦茶で水に溶かしてできるもの!

職場などでウォーターサーバーがあれば、さっと溶かして飲むこともできます。

顆粒状なので、お菓子や料理にも手軽に使うことができますね。

詳しくはこちらからどうぞ。

まとめ

普段なにげなく麦茶を飲んでいる人も多いかもしれませんが、麦茶には身体に大切な成分がたくさん含まれています。

その成分が、血液をサラサラにしてくれる効果や熱中症予防、便秘予防、ダイエット効果など様々な効果を知らないところで発揮してくれているのです。

なんだかありがたい気持ちで麦茶を飲むことができそうですね♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です