近年日本は健康志向が強くなり、健康的な食事や運動・飲み物などの人気もあがってきています。
スーパーマーケットに行き、ペットボトル飲料コーナーを見てみると、トクホなどの健康やダイエットを目的とした飲料コーナーができていますね。
普段から飲んでいるお茶などを変更することで、健康維持やダイエット効果などが期待できるため、健康茶は手軽で、人気も上昇傾向となっています。
現在では豊富な種類がある健康茶ですが、サントリーの黒烏龍茶を飲んだことはありますか?
パッケージも新しくなり『KURO』と黒いラベルにかっこよく描かれてあり気になっている人も多いようです。
「黒烏龍茶っておいしいの?独特なクセや苦みはある?」
「黒烏龍茶は体にどのような良い効果をもたらしてくれるの?」
「黒烏龍茶にカフェインは含まれているの?どれくらいの量?」
など、黒烏龍茶に関する疑問の声がネット上でも多くあがっています。
名前は知っているけど…、いつも飲んでいるけど…、実際はあまり詳しく知らない黒烏龍茶について、今回は詳しくご紹介していきます♪
黒烏龍茶にはどのような特徴があるのか、含まれている主な有効成分、黒烏龍茶の味、カフェイン量、どのタイミングで飲むのがよいのかなども合わせてみていきましょう。
黒烏龍茶について深く知ることで、目的に応じてうまく飲むことができるようになります。
健康的な飲み物を探しているかた、中性脂肪が気になるかた、ウーロン茶が好きな人、ダイエットしている人、すっきりとした飲み口のお茶を探しているかたなどの参考になれば嬉しいです。
サントリー黒烏龍茶とは

『黒、キレ味、スッキリ』をうたっているサントリー黒烏龍茶。
他の健康茶にはない異彩な雰囲気で、たくさんの人から支持を集めています。
特定保健用食品(トクホ)であり、健康の維持や増進に役立つことが証明され、
消費者庁に認められた食品のひとつです。
サントリーは黒烏龍茶以外にもトクホなどの飲料を販売しているのをご存知ですか?
サントリーのトクホには「赤紅茶」があり、機能性表示食品では「おいしい腸活流々茶」もあります。
それぞれ味わいや効果・効能も若干違っているので、目的に合った飲み物を選ぶようにしましょう。
さて黒烏龍茶の特徴についてご紹介していきます。
黒烏龍茶の3つのポイント
黒烏龍茶には次の3つの特徴があります。
①きりっとしたかっこいいスリムなボトル
背の高さは500mlペットボトルと同じくらいなのですが、350mlの容量なので、スリムなボトルスタイルとなっています。
黒烏龍茶は350ml以外にも1050mlタイプと1400mlタイプがあります。
店舗によっては、紙パックタイプ250ml、そして瓶タイプの250mlも販売されています。
②続けやすい飲みやすさに追求
健康によいお茶は苦みやクセが強く飲みにくいというイメージがありますが、近年の健康茶は味も美味しく飲みやすいのがポイントです。
サントリーの黒烏龍茶も、飲みやすさに追求しており、普段のウーロン茶と同じようにごくごく飲むことができます。
スッキリとした味わいなので、食事だけでなく、スポーツなどさまざまな場面で活躍します。
③日本人間ドッグ健診協会の推薦商品
食事の脂肪と身体の脂肪対策として特別な成分が含まれており、トクホマークがついています。
さらに、日本だけでなく世界も含めて食習慣が大きく変化してきており、内臓脂肪も問題となっていますね。
日々の健康維持のためのサポートとなることからも、日本人間ドック健診協会が、サントリーの黒烏龍茶を推薦しています。
一般的なウーロン茶との違い
黒烏龍茶はウーロン茶と何が違うのかという質問も多く見かけます。
そもそもウーロン茶は、中国発祥のお茶であり中国では『青茶』とも呼ばれています。
青茶は半発酵茶とも言われているのですが、発酵の度合いが10~80%と幅広くなっています。
そのため、銘柄によって、それぞれ味わいが異なるのもまた楽しみのポイントのひとつと言えます。
緑茶の発酵は0%、紅茶の発酵は100%で、色合いと味わいも違いますね。
軽発酵であれば、緑茶に近いお茶となり、度合いが高めであれば紅茶に近いお茶となるのです。
また、発酵に焙煎の火の強さも違いがあるので、ウーロン茶を含む青茶の味わいは多種多様と言われています。
黒烏龍茶も同じように半発酵のお茶なのですが『ウーロン茶重合ポリフェノール』という成分が含まれています。
一般的なウーロン茶には含まれていない成分で、ウーロン茶よりもさらにダイエット効果が期待できる成分なのです。
ウーロン茶重合ポリフェノールが含まれているため、お茶の色も黒っぽくなっています。
ウーロン茶重合ポリフェノールとは?
アルファベットで『OTPP』とかく、ウーロン茶重合ポリフェノールですが、茶葉を発酵させる過程で、ポリフェノールのひとつであるカテキン類が結合・重合してできています。
色の濃い成分なので、お茶の水色にも影響しています。
このOTPPは、膵(すい)リパーゼを阻害し、腸管からの脂肪吸収を抑制する働きをもっています。
黒烏龍茶に含まれている主な有効成分
黒烏龍茶には、次のような有効成分が含まれています。
- ウーロン茶重合ポリフェノール
- カフェイン
- カリウム
- リン
- カテキン
―参照 サントリー黒烏龍茶(特定保健用食品)|サントリー公式サイトよりー
サントリー黒烏龍茶の味~おいしい?まずい?

サントリーの黒烏龍茶を、まだ飲んだことがない人は、どのような味がするのか気になりますね。
「苦みや味わいはどうなんだろう?」と、苦みが苦手な人は、飲むことを避けている場合もあります。
実際に、飲んだことがある人の意見や感想をご紹介しますね。
- 黒烏龍茶、普通のウーロン茶よりも味がおいしいから、常飲したい!
- お茶は贅沢して黒烏龍茶を愛飲している。ダイエット目的でもなく、単純に味が好き♡
- さっぱりしているので、濃い料理に合う。ごくごく飲み干した!
- 蒸し暑い時にすっきりとした飲み物が欲しい…そんな時には黒烏龍茶。
- サントリーさんのではない黒烏龍茶を飲んだらクセが強くて驚いた!
- SNSなどネット上ではたくさんの感想がかかれてありました。
最後の感想ですが、それだけサントリーの黒烏龍茶は飲みやすいということです。
実は、黒烏龍茶はサントリー以外にも、いくつか販売されています。
中国のお茶として茶葉状でも販売されていますが、実際に飲んでみると味にクセがあるものもあります。
サントリーの黒烏龍茶は、クセがなく飲みやすいため、苦手に感じる人が少なかったので、
さらっと飲みたい人にもおすすめできる商品です。
サントリー黒烏龍茶の6つの効果と効能~ダイエットや便秘改善効果はどう?

黒烏龍茶にはとても多くの有効成分が入っているわけではありませんが、とても優秀な成分が入っているので、効果がより期待できます。
どのような効果や効能があるのか、具体的にご説明していきます。
血中中性脂肪の上昇を抑える働き
黒烏龍茶のウーロン茶重合ポリフェノールは、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える働きが報告されています。
食事と一緒に飲むことが大切です。
実際に、実験でウーロン茶重合ポリフェノールを含む黒烏龍茶を飲んだグループと、
飲まないグループに分けて、食後1時間後・2時間後と血中中性脂肪の変化量を観察しました。
すると、飲んだグループは飲まなかったグループに比べて、約20%減っていることが実証されています。
そもそも血中中性脂肪についてご存知ではないかたも多いと思います。
血中中性脂肪とは、文字の通り血中に存在している中性脂肪のことです。
中性脂肪は血液中に流れており、動脈硬化の元凶とされています。
多く流れてしまうことで、血管が詰まり動脈硬化を起こしかねない状態となってしまいます。
中性脂肪というと、「太る・病気になる」といったマイナス面が表に出ていますが、
実は体内にエネルギーを蓄えるという役割を持っています。
エネルギーの主たる成分はブドウ糖なのですが、ブドウ糖が不足したさいに、中性脂肪が活躍します。
しかし、エネルギーとして活躍しなかった中性脂肪は、そのまま皮下や血中などにどんどん蓄積されるのです。
そのため、皮下脂肪となってしまい、肥満の原因や生活習慣病の原因となってしまいます。
現代人は、昔の人ほどエネルギーを消費しない為、そんなに多くの中性脂肪は必要ありません。
そのため、中性脂肪の上昇を抑える働きをもつ黒烏龍茶は、体内環境を整える大切な働きをしてくれるのです。
―参照 中性脂肪が多すぎたり、少なすぎたりすると、どんな問題があるの?|クラシエ公式サイトよりー
身体に脂肪がつきにくくしてくれる(=ダイエット効果が期待できる)
もともとついている脂肪を減らす働きではなく、これから体内に入る脂肪をつきにくくする働きがあります。
黒烏龍茶を食事と一緒に1回につき1本350ml、さらに1日2本継続して飲む実験が行われました。
すると、飲まなかった人に比べて、身体に脂肪がつきにくい結果がでたのです。
腹部のCT画像から計測されており、16週間(約4ヶ月)飲み続けたところ、
飲まなかった人に比べてお腹周りの脂肪がマイナス11.32㎝減ったことが分かっています。
また、ウーロン茶重合ポリフェノールは脂肪を体外に排出する働きをもっています。
そのため、体内にとどまる脂肪量が少なくなり、結果中性脂肪がつきにくいというわけです。
―参照 黒烏龍茶とは?|サントリー公式サイトよりー
眠気がすっきりする
黒烏龍茶にはカフェインが入っています。
カフェインは中枢神経を興奮させるので、目がすっきりと冴え脳を覚醒してくれます。
仕事に集中したいのに眠気が邪魔をするとき、夜の勉強時などにもおすすめです。
眠くなる成分であるアデノシンを、カフェインは阻害する働きをもっています。
そのため、黒烏龍茶だけでなく、コーヒーや紅茶・緑茶なども効果的です。
また、カフェインは体に吸収されるのも早く、個人差はありますが、1時間もかかりません。
そのため、食後に満腹で眠くなった時に飲んでも効果を発揮してくれますよ♪
便秘に効く
『カフェインは眠くならない作用がある』というのは、ご存知のかたも多いようです。
しかし、カフェインには他にもさまざまな作用があります。
そのひとつに、便秘の予防や解消に効果的であることが分かっています。
それは、カフェインに腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促進させる働きがあるからです。
人は胃に物が入ると、大腸の蠕動運動が働き、便が徐々に肛門に送られていきます。
しかし、便秘気味の際には蠕動運動が活発に行われていない場合もあるので、カフェインを摂取することで便の排出を助けることができるのです。
さらに、ウーロン茶だけでなくお茶に含まれているカテキンには腸の善玉菌を増やす作用があります。
善玉菌が増えることで、悪玉菌を退治していくので、自然と腸内環境も整っていくのです。
ダブルの成分で、便秘解消によいということが分かりますね。
虫歯や口臭を予防できる
黒烏龍茶などのお茶に含まれているカテキンには、ミュータンス菌の増殖を抑える効果があります。
ミュータンス菌とは、虫歯の原因とも言われています。
歯にくっつき、そこで酸を作り歯のエナメル質を溶かしていきます。
人は眠っている間や唾液が出ない乾燥した口内で、菌がどんどんと増えていきます。
そのため、食後などにお茶を飲むことで菌の増殖を防ぐことができ、虫歯や口臭の予防になるのです。
利尿作用によりむくみの解消となる
黒烏龍茶にはカリウムが含まれています。
そのため、黒烏龍茶を飲むと、カリウムとカフェインにより利尿作用が促進されます。
トイレが近くなるので、あまり飲まないようにしているという人もいますが、
実は利尿作用はむくみ対策になります。
実はそんなに太っていなくても、むくみがひどいため太って見えるむくみ太りが気になる人も多いようです。
カリウムは血管を拡張する働きがあり腎血流が増加、そのためナトリウムの再吸収を抑える働きがあります。
さらに、尿の生成量が増え、排尿の回数や数が増えるのです。
尿の量が増えることで身体にたまっている老廃物を外に出すことができます。
そのため、むくみが解消され健康によくすっきりとした体形を保つこと可能です。
ただし、飲みすぎると利尿作用が働きすぎて、脱水症のリスクが高まることも考えられています。
飲みすぎて夜中トイレに何度も行く場合もあるでしょう。
また頻尿気味の人は、さらにトイレが近くなる可能性もあるので、
飲みすぎには注意して適度に楽しんでくださいね。
―参照 尿の排泄によるデトックス作用|大塚製薬サイトよりー
サントリー黒烏龍茶のカフェインはどれくらい?妊娠中の妊婦は飲んでも大丈夫?

サントリーの黒烏龍茶は、中性脂肪やむくみ対策など、妊婦さんにも嬉しい効果があるのですね。
妊娠中や授乳中のかたでも飲みたくなる黒烏龍茶ですが、気になるのは含まれているカフェインの量です。
カフェインが苦手なかたもいらっしゃいます。
妊娠中、特に妊娠初期のカフェインの過剰摂取は、流産のリスクが高まるため、厚生労働省などでも注意喚起されています。
1日当たりの推奨量としては、約200㎎以内であれば大丈夫とされています。
黒烏龍茶のカフェイン量は100mlあたり約10㎎となっています。
そのため、ペットボトル1本の350mlに換算すると、約35㎎となり、意外と少ないのです。
比較対象として、コーヒーは100mlあたり60㎎入っています。
推奨量以下であり、1日2本飲んでも問題がないと考えて大丈夫です。
しかし、どうしても気になる場合には、ノンカフェインのウーロン茶などに切り替えるとよいですね。
サントリー黒烏龍茶のいれ方、作り方とおすすめの飲み方

サントリーの黒烏龍茶が身体によいからといって、「たくさん飲めば痩せる!」というわけではありません。
サントリーが発表している飲み方として、次のふたつが挙げられています。
- 食事の際に1回350mlを目安に飲むこと。
- 1日2回(1回350ml)を目安に飲むこと。
食事中に飲むことで効果が期待されるので、食事以外で飲むよりは、食事中に飲んだ方がよいとのことです。
飲みすぎてしまうことで、何か不都合なことはあるのでしょうか?
特に大きな副作用は紹介されていないのですが、飲みすぎることでまれにお腹を下すことがあります。
利尿作用効果や便秘改善のこうかもありますが、適度な量で飲み続けてみてくださいね。
また、サントリーが行った検証もすぐには効果を発揮しておらず、数か月続けて飲むことで、
効果があらわれています。
中性脂肪などの効果を期待するためには、毎日飲み続けることが大切です。
サントリー黒烏龍茶は楽天やamazonで買える?おすすめ2選

サントリーの黒烏龍茶を毎日飲み続けるとなると、1日2本の場合には、1ヶ月で60本は必要になります。家族で飲むとなるともっと必要ですね。
持ち運びには、350mlのペットボトルが便利ですが、家庭で飲む場合には大容量タイプもおすすめです。
ただし、お店で購入して持ち帰るとなると、かなりの重量となり負担になってしまいます。
そこで、ネット通販がおすすめです。ぽちっと注文すると、玄関先まで届けてくれるので便利です。
サントリー黒烏龍茶 350ml 24本入り
サントリーの黒烏龍茶は1本あたり170円台と、ちょっとお高めの飲み物です。
24本の場合には4,000円弱するのですが、まとめ買いで安く購入することができます。
毎日飲み続けるものとして購入する場合には、まとめ買いがおすすめです。
こちらはAmazonにて24本入りで3,460円と、1本あたり144円でお得です。
時期により値段に多少の変化はありますが、1本ずつ買うよりは安く手に入れることができます。
よく飲み物を持ち運ぶかたには、350mlのペットボトルタイプがおすすめです。
詳しくはこちらからどうぞ。
サントリー黒烏龍茶 1.4リットル×8本×2ケース
家族みんなで黒烏龍茶を飲む場合には、大きなサイズのペットボトルタイプがよいでしょう。
1.4リットルタイプは、店舗によって置いてないこともあり、ネットでの注文は安定して購入することができ、安心です。
詳しくはこちらからどうぞ。
まとめ
気になる中性脂肪には、美味しい黒烏龍茶がおすすめです。
毎日飲み続けることで、効果が期待できるため、飲み続けやすさにこだわった黒烏龍茶は、サポート役として活躍してくれます。
食事中に、適量を飲み続けて、さらに健康的な身体つくりを目指してみてくださいね。