日本は今、空前の健康・美容ブームとなっています。
健康的な身体作りを目指し、食習慣などの生活習慣に気遣うようになってきました。
合わせて、健康器具や健康的な食事(食材)・運動・健康茶などの人気も上がってきています。
大型スーパーの飲料コーナーを見ると、トクホのマークがついている健康茶コーナーも目立ちますね。
健康的な身体作りを目指すうえで、飲み物ひとつ変えることで効果があるため、手軽に始めることができるという理由からも、健康茶はとても人気で種類も豊富です。
指原莉乃さんがCMで紹介している『からだすこやか茶W』をご存知ですか?
耳にしたことがあるかたは、『からだすこやかちゃ~ダブル~♪』というメロディーが頭で流れているでしょう。
「からだすこやか茶Wはトクホ?ダブルトクホって聞いたけど、どういう意味?」
「からだすこやか茶Wは美味しい?どんな味がするの?」
「からだすこやか茶Wには、どのような効果や効能があるの?」
など、からだすこやか茶Wについての疑問の声がネット上でも多くあがっています。
食事に含まれている「脂肪と糖」に着目しており、牛丼や肉まん、ツナマヨおにぎりなど、サクッと食べるランチにも脂肪と糖が含まれています。
脂肪と糖の両方に効果を発揮するお茶として、たくさんの人が愛飲している商品です。
そんなからだすこやか茶Wについて、効果や効能・効果的な飲み方、どのような味がするのか、妊婦さんなどが気になるカフェイン量などについて詳しくご紹介していきます。
健康志向のかた、健康的なお茶を探しているかた、体脂肪が気になる人、すっきりとした飲み物が好みの人、からだすこやか茶Wが気になっている人、トクホ飲料を飲み比べている人など、さまざまな人の参考になれば幸いです♪
からだすこやか茶Wとは

コカ・コーラが販売しているからだすこやか茶Wは、特定保健用食品いわゆるトクホです。
しかも、食事の時に飲むことで2つの効果を持っていることから、ダブルトクホと呼ばれています。
ネーミングにもダブルとあるように、ふたつの特徴をもっているのです。
そもそもトクホとは?
トクホという言葉は聞いたことはあっても、どのような意味をもっているのか簡単ご説明しますね。
トクホは「特定保健用食品」の略で、特定の保健目的が期待できる食品です。
消費者庁長官の許可を得て、特定の保健の用途に適する内容を表示することができるようになります。
特定保健用食品に含まれている保健機能を有する成分は、関与成分と呼ばれています。
からだすこやか茶Wの関与成分は難消化性デキストリン(食物繊維のひとつ)が主となっています。
通常は、有効性や安全性を消費者庁が個別に審査し、有効性の証明として、査読付きの研究雑誌に掲載されることが条件となっています。
許可が出たら、人が大の字になっているよく見るトクホのマークも表示することが可能です。
現在では、「血糖・血圧・血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける」「おなかの調子を整える」「骨の健康に役立つ」などの表示の許可が出ています。
―参照 特保(特定保健用食品)とは?|e-ヘルスネット 厚生労働省公式サイトよりー
からだすこやか茶Wのふたつの効果とは?
からだすこやか茶Wには、次のふたつの効果が期待でき、実証されトクホの許可がでています。
① 脂肪の吸収を抑える
② 糖の吸収をおだやかにする
どちらも、難消化性デキストリンという食物繊維による効果です。
具体的な内容は後ほど「効果・効能」で詳しく説明していきますね。
からだすこやか茶Wに含まれている主な有効成分
からだすこやか茶Wの原材料名を見てみると、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶がかかれてあります。
飲みやすくされたブレンド茶で、ほうじ茶の風味が強めのお茶です。
からだすこやか茶Wには、次にあげる有効成分が含まれています。
- 難消化性デキストリン(食物繊維)350mlあたり5g
- カフェイン
- ビタミンC
- カテキン
- ピラジン(香り成分)
- カリウム
- リン
ほうじ茶や烏龍茶、紅茶にも含まれているカフェインやビタミン、カリウムやカテキンも豊富に含まれています。
これらの成分が、どのような効果をもたらしてくれるのか後ほどご説明していきます。
からだすこやか茶Wの味~おいしい?まずい?

からだすこやか茶Wをまだ飲んだことがない人は、どのような味がするのか気になりますね。
ほうじ茶以外のお茶もブレンドされているので、想像が難しくもあります。
基本的には、ほうじ茶ベースの優しい味わいで、烏龍茶のような爽やかな飲み口が特徴です。
そのため、日本人の口にも合い、食事にも合うため飲みやすいお茶と言えます。
実際に、飲んだことがある人の意見や感想をまとめてみました。
- 全体的に薄い味わいで、クセが少ないため飲みやすい。
- 350mlサイズのペットボトルなので、持ち運びにもちょうど良いサイズです。
- 苦みがあるのでこれだけ飲むのはちょっと辛い。でも食事と一緒だと飲むことができます!
- 味もサイズも、どんな食事にもぴったりでリピートしている。
- トクホのお茶は苦みがあったり漢方的であったりするが、これは全く普通のお茶で飲みやすい!
- 飲みやすいので、毎日続けて飲んでいても苦にならない。飽きない味だ。
さまざまな感想がありましたが、クセがなくほうじ茶が好きな人であれば美味しいお茶です。
体脂肪を減らしたいなど目的によっては、即効性がないため、飲み続ける必要があります。
そのため、いろいろなトクホのお茶がありますが、長続きできるお茶を選ぶとよいでしょう。
からだすこやか茶Wは、飲み続けやすいことでも高評価なので、気になる方はまず1本飲んでみてくださいね。
からだすこやか茶Wの10つの効果と効能~ダイエットや便秘改善効果はどう?

からだすこやか茶Wには、先程紹介したふたつの効果が期待されます。
しかし、実はそれ以外にもさまざまな効果や効能があるので、説明します。
脂肪の吸収を抑える
まず、難消化性デキストリンはでん粉由来の水溶性食物繊維です。
低粘性&低甘味で水の色はほとんど透明、さらに耐熱性に優れているので熱にも強い成分です。
耐酸性にも優れているので、さまざまな食品にも応用しやすいと考えられています。
普通、人間は食事を摂取すると、小腸に脂が運ばれ体内へと吸収されていきます。
吸収された脂は、燃焼しきれないものが体脂肪となりどんどん蓄積されてしまいます。
便利な社会となったこの時代に、すべての脂を燃焼するのは普段の生活では難しいですよね。
しかし、難消化性デキストリンを一緒に摂取することで、体内への吸収が抑えられることが分かっているのです。
実験では、からだすこやか茶Wと普通のお茶を食事中に飲んだ場合に、血中の中性脂肪数が約15%抑えられたことが分かっています。
中性脂肪や体脂肪が気になる人の強い味方になってくれますね。
―参照 からだすこやか茶W|特定保健用食品商品詳細ページよりー
糖の吸収を穏やかにする
年齢を重ねると、食後の血糖値が気になり始めることがあります。
現代人には、「隠れ糖尿病」と呼ばれる人が増加しているのです。
これは食後に血糖値が大きく上昇する人のことを表しています。
軽症の場合には、食後2~3時間後に血糖値が上昇するため、診断からもれてしまうケースもあり、気付かないうちに重度の糖尿病に進行する危険性が指摘されています。
そもそも糖尿病とは、食事によって血液中に増加した血糖を体内に取り込むインスリンの働きが悪くなり、高血糖が続く病気です。
そのため、血管や神経に障害が生じ、様々な症状があらわれてきます。
現在の糖尿病患者数は約740万人であり、予備軍は約880万人となっています。
日本の国民病とも呼ばれる糖尿病にならないためにも予防方法としてからだすこやか茶Wは有効です。
からだすこやか茶Wは、食後の糖の吸収をおだやかにする作用が認められています。
普通の水と食事だけの場合には、糖質が吸収されやすい状態となっています。
しかし、からだすこやか茶Wに含まれている難消化性デキストリンが入っていることで、糖質の吸収が約20%ゆるやかになるのです。
糖尿病の予防としても飲み続けてみたいと思える健康茶ですね。
―参照 製品情報|からだすこやか茶W・コカ・コーラ公式サイトよりー
―参照 知っておきたい「隠れ糖尿病」|テルモコーポレーション公式サイトよりー
血流が良くなる
からだすこやか茶Wに含まれているほうじ茶は、焙じる際の熱で「ピラジン」という香り成分が増えていきます。
このピラジンは、身体の血流をよくする作用があります。
ほうじ茶を飲むと身体が温まる・ポカポカしてくるという意見も多くありますが、これはピラジンの作用によるものなのです。
血流をよくしてくれるので、女性にも多い冷え性の改善や手足の冷え・肩こりにも効果があらわれます。
―参照 まだまだあるお茶の魅力的な成分|お茶ミュージアム|静岡・お茶の市川園公式サイトよりー
リラックス効果がある
ピラジンにはもうひとつ「リラックス作用」があることがわかっています。
香り成分であり、心を落ち着かせる作用があるので、アロマ効果をもたらしてくれるのです。
そのため、食後おなかいっぱいになったあとに心を落ち着かせたいとき、仕事中の休憩時間、お客様のおもてなしのときなどに飲んでみるとよいでしょう。
なかなか寝付けない夜に、ちょっと心を落ち着かせ身体を温めたいときにも、からだすこやか茶Wはおすすめです♪
しかし、カフェインも含まれているので、カフェインが苦手なかたなどは量に注意してくださいね。
シミやくすみを防ぐアンチエイジングの効果がある
ほうじ茶や烏龍茶などで作られているからだすこやか茶Wには豊富なタンニンが含まれています。
タンニンはポリフェノールの1種であり、紅茶や緑茶などの渋みのもとの成分でもあります。
ポリフェノールは自然界には5,000種類以上存在していて、タンニンはそのひとつです。
タンニンは、抗酸化作用があり、肌にメラニンが増殖したり沈着したりすることを抑える働きがあります。
そのため、女性の肌の悩みでも多い、シミやくすみを防ぐ効果が期待できるのです。
抗酸化作用とは、肌のシミや髪の毛のつややかさなど、酸化で起こる作用をストップする働きです。
そのため、シミやしわの予防に繋がり、アンチエイジング効果が期待できます。
また、タンニンはたんぱく質と結合する働きがあり、たんぱく質を変性させます。
変性したたんぱく質は、組織を縮める収れん作用をもっており、毛穴や皮脂腺を引き締める効果があります。
毛穴の開きが気になる人や、シミ・しわなどの予防にもおすすめのお茶です。
また、ビタミンCやカテキンの抗酸化作用により、紫外線によって傷んだ肌を回復する効果も期待できます。
タンニンなどはほうじ茶だけでなく、紅茶や緑茶などにも多く含まれていますよ。
虫歯や口臭の予防になる
からだすこやか茶Wに含まれているタンニン(カテキン)には、虫歯のもとになるミュータンス菌の増殖を抑える働きがあります。
虫歯は、ミュースタンス菌が歯にくっつき酸を作り、歯の表面のエナメル質を溶かすことでできます。
唾液などがとどまる夜の間、ミュースタンス菌は増殖し、乾燥した口内でも増えていきます。
増殖を抑えることで、虫歯や菌からでる口臭の予防ができるのです。
食後や口の乾燥を感じたときなどに、タンニンを含むお茶などを飲むことで効果が期待できます。
虫歯予防に緑茶がよいと言われるのは、タンニンの効果があるからです。
もちろん、緑茶だけでなく、ほうじ茶や紅茶にもタンニンが含まれているので、同じ作用が期待できます。
またタンニンは、体臭を予防する効果もあることから、石鹸やシャンプー、制汗剤などのデオドラント製品にも利用されている優れものです!
下痢の緩和や改善効果がある
上記のタンニンの収れん作用は、腸にも効果があり、腸の粘膜の痙攣を抑える作用があります。
そのため、ゆるい便が硬くなり下痢の緩和に繋がります。
個人差はありますが、よく下痢になる方はタンニンが含まれている緑茶やほうじ茶などを一緒に飲むことで、改善されることがあります。
昔ながらの処方としても「下痢にタンニン」という話は有名ですね。
食事中でも良いですし、食後や油ものを多く食べた後などにからだすこやか茶Wを飲んでみてください。
―参照 昔ながらの処方、下痢にタンニン|一般社団法人秋田県薬剤師会ホームページよりー
むくみや体内のデトックス効果がある
タンニンは新陳代謝をよくする働きもあり、老廃物を身体の外に出す働きがあります。
そのため、身体に溜まった必要ない水分などが体外に出やすくなり、むくみ解消に繋がります。
また、ピラジンにより血流がよくなっているので、同じく利尿作用があります。
利尿作用と聞くと、何度もトイレに行くので面倒だなど悪いイメージがありますが、むくみがとれ、すっきりとした体つくりをすることができるのです。
妊娠中や仕事で同じ体勢が続く人など、むくみやすい体質の人はほうじ茶など飲んでみてくださいね。
眠気がすっきりする
からだすこやか茶Wにはカフェインが入っています。
カフェインは中枢神経を興奮させるので、目がすっきりと冴え脳を覚醒してくれます。
仕事に集中したいのに眠気が邪魔をするとき、夜の勉強時などにもおすすめです。
眠くなる成分であるアデノシンを、カフェインは阻害する働きをもっています。
そのため、からだすこやか茶Wだけでなく、コーヒーや紅茶・緑茶なども効果的です。
また、カフェインは体に吸収されるのも早く、個人差はありますが、1時間もかかりません。
そのため、食後に満腹で眠くなった時に飲んでも効果を発揮してくれますよ♪
便秘に効く
『カフェインは眠くならない作用がある』というのは、ご存知のかたも多いようです。
しかし、カフェインには他にもさまざまな作用があります。
そのひとつに、便秘の予防や解消に効果的であることが分かっています。
それは、カフェインに腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促進させる働きがあるからです。
人は胃に物が入ると、大腸の蠕動運動が働き、便が徐々に肛門に送られていきます。
しかし、便秘気味の際には蠕動運動が活発に行われていない場合もあるので、カフェインを摂取することで便の排出を助けることができるのです。
さらに、からだすこやか茶Wだけでなく、お茶に含まれているカテキンには腸の善玉菌を増やす作用があります。
善玉菌が増えることで、悪玉菌を退治していくので、自然と腸内環境も整っていくのです。
ダブルの成分で、便秘解消によいということが分かりますね。
からだすこやか茶Wのカフェインはどれくらい?妊娠中の妊婦は飲んでも大丈夫?

からだすこやか茶Wは脂肪の吸収を抑える働きや糖の吸収を穏やかにする働き以外に、便秘や下痢などの改善・予防やむくみ・アンチエイジング効果など嬉しい効果がたくさん秘められています。
体のむくみや血糖値・体脂肪などは妊婦さんも気になる内容ですね。
しかし、妊婦さんや授乳中のお母さんなどが気になるのは、含まれているカフェインの量です。
妊娠中、特に妊娠初期のカフェインの過剰摂取は、流産のリスクが高まるため、厚生労働省などでも注意喚起されています。
1日当たりの推奨量としては、約200㎎以内であれば大丈夫とされています。
からだすこやか茶Wのカフェイン量は、1本350mlあたり47㎎が含まれています。
比較対象として、コーヒーには100mlあたり60㎎のカフェインが含まれているので、350mlの場合には、210㎎のカフェインが含まれているということになります。
コーヒーに比べると少ない量ということが分かりますね。
妊婦さんでも安心して飲むことができますが、どうしても気になる場合には、ノンカフェイン飲料もあるので、そちらで代用してみてください。
―参照 「からだすこやか茶W」にはどのくらいカフェインが含まれていますか?|コカ・コーラサイトよりー
からだすこやか茶Wのいれ方、作り方とおすすめの飲み方

からだすこやか茶Wが身体によいからといって、たくさん飲めばよいということではありません。
コカ・コーラが推奨している飲み方としては、次のことが挙げられています。
- 食事の際に飲むようにすること。
- 食事の時に1本、1日当たり3本を目安に飲むこと。
他のトクホ飲料と比べると、1日3本飲む必要があるので、少し負担に感じるかもしれません。
しかし、効果を期待できるには、やはり1日3本飲むことをおすすめします。
量的にはあまり多くなく、食事と一緒に飲むので、思っている以上にさらっと飲み続けることができますよ。
注意事項としては、糖尿病や高脂血症の治療薬・予防薬ではないということです。
そのため、治療のために飲むという考えは持たないように気をつけましょう。
もし糖尿病などの病気の際には、医師に相談して飲み進めてくださいね。
からだすこやか茶Wは楽天やamazonで買える?おすすめ2選

からだすこやか茶Wを1日3本飲み、毎日飲み続けるとなると、たくさんの本数が必要となってきます。
1人の場合にはまだしも、家族で飲む場合には、大量のペットボトルを購入しなければなりません。
お店で箱買いしてもよいのですが、足腰に負担もかかり、移動も大変です。
そこでおすすめなのは、ネット通販です。
ネットで注文するだけで、玄関まで運んでくれるのでとても便利なうえ、定期便のサービスもあるので、買い忘れることもありません。
からだすこやか茶W 350ml24本入り
Amazonでは1本あたり136円(2019年7月現在)となっており、他サイトよりも安く人気です。
定期便の場合には、さらに5%オトクに購入することができるので、毎日飲み続けるかたにもおすすめです。
詳しくはこちらからどうぞ。
からだすこやか茶W 1.05リットル12本
家族で飲んでいる場合には、大きめサイズのペットボトルでもよいですね。
水筒にいれて持ち運ぶ、食事の際にグラスにいれるなど、みんなで飲む分けることができます。
350ml×3本=1050mlなので、これ1本を1日分として、飲む目安にもなっています。
どちらのサイズでも飲みやすいので、お試しください。
詳しくはこちらからどうぞ。
まとめ
からだすこやか茶Wは、他のトクホ飲料にはないダブルトクホの飲料です。
血糖値や血中中性脂肪が気になるかた、予防や改善を行いたいかたにもおすすめの商品です。
日頃の食事が気になるかたや糖質や脂質がふくまれている食事が好きなかたなど、普段のお茶をからだすこやか茶Wに変更することで、予防の手段となります。
まずは1本、飲んでみてくださいね。